お風呂のあと、髪を乾かさずに寝ていませんか?
「疲れていてそのまま寝てしまった」
「自然乾燥の方が髪に優しい気がする」
「ドライヤーが面倒」
そんな理由で、濡れたまま寝てしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
実は、美容師の立場からすると、濡れたまま寝ることは髪にとってあまりおすすめできません。
髪のパサつきや広がり、ダメージの原因になることもあるためです。
今回は、濡れたまま寝ると髪が傷みやすくなる理由について解説します。
髪は濡れているときが一番デリケート
髪は濡れると柔らかくなります。
そのため、乾いているときよりも摩擦や刺激の影響を受けやすい状態になります。
濡れたまま枕に接すると、
- 髪同士がこすれる
- 枕との摩擦が増える
- キューティクルが乱れる
といったことが起こります。
これが繰り返されることで、手触りの悪化やパサつきにつながることがあります。
キューティクルが傷みやすくなる
髪の表面にはキューティクルと呼ばれる保護膜があります。
キューティクルは濡れると少し開いた状態になります。
その状態で寝返りを打つと、キューティクル同士がこすれたり剥がれたりしやすくなります。
キューティクルが乱れると、
- ツヤがなくなる
- 手触りが悪くなる
- パサつきやすくなる
といった変化が起こりやすくなります。
頭皮環境にも影響することがある
濡れた状態が長時間続くと、頭皮にも負担がかかることがあります。
特に髪の量が多い方やロングヘアの方は、表面が乾いていても内側は湿ったままということも珍しくありません。
頭皮環境が乱れると、
- ベタつき
- ニオイ
- かゆみ
などにつながることもあります。
自然乾燥はドライヤーより優しい?
「ドライヤーの熱の方が傷みそう」
と思われる方もいらっしゃいます。
確かに高温で長時間乾かせば負担はあります。
しかし、適切な距離と温度で乾かすのであれば、濡れたまま長時間放置する方が髪への負担は大きくなりやすいです。
最近のドライヤーは性能も向上しているため、必要以上に恐れる必要はありません。
正しい乾かし方のポイント
髪を乾かすときは、
まず頭皮から乾かす
中間部分を乾かす
最後に毛先を整える
という順番がおすすめです。
また、完全に濡れた状態で寝るのではなく、少なくとも根元はしっかり乾かしておくことが大切です。
毎日の積み重ねが髪質を変える
濡れたまま寝ても、1回で大きく髪が傷むわけではありません。
しかし、
- 毎日自然乾燥
- 毎日濡れたまま就寝
を繰り返すことで、少しずつ髪の状態に差が出てきます。
特に白髪染めやカラーをしている方は、もともと負担がかかっているため注意が必要です。
まとめ
濡れたまま寝ると、
髪が摩擦を受けやすくなる
キューティクルが乱れやすくなる
パサつきや広がりの原因になる
頭皮環境に影響することがある
といったデメリットがあります。
毎日のことだからこそ、しっかり乾かしてから寝る習慣をつけることが大切です。
髪のパサつきやダメージが気になる方は、普段の乾かし方を見直してみるのもおすすめです。
また、髪が傷む原因は自然乾燥だけではありません。
ダメージの原因について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
コメント